OUR MAGIC HOUR - 世界はどこまで知ることができるか? -
3年に一度のアートの国際展。横浜トリエンナーレに行ってきました。みなとみらいから馬車道に至るまで、会場はあちこちに。
横浜美術館・日本郵船海岸通倉庫(BankART Studio NYK)・新港。各会場まで、海を見ながら歩くのは最高に気分が良いです。
そんな中で、私たちが観てきて心掴まれたものをご紹介させていただきます。これは是非、観に行っていただきたい!
TELEPHONE IN MAZE
Yoko Ono
これはもう、とにかくびっくりです。
オノ・ヨーコ氏から電話が掛かってくるのですから!
もちろんリアルに。
NYから、気まぐれで電話を掛けてくるようです。
私たちがいたとき、たまたま掛かってきまして!
ざわめき立つ会場にテンションは上がり。
このテレフォンコールに遭遇できたら、
きっと幸せになるのでは!運試しにぜひ!
PROSOPOPEIA
Rivane NEUENSCHWANDER
触れて考えるアート作品。
アルファベットが書かれた木プレート。
11種類のフォントで用意されているから全286枚。
2Dの世界でしかない文字の羅列。
手で立体的に操って、わざと斜めに傾けたり。
それだけで言葉になった文字に表情が生まれます。
それの、卵バージョン。
文字が書かれてないよ、と思いきや。
照明の光を当てると浮かび上がる文字。
恥ずかしくて、なかなか言えない言葉のよう。
こんな風に、
文字は踊らされて表情を変えるものなんだと
改めて気付きます。
日常、言葉を発するとき。
同じ言葉でも
その時の気分によって表現される結果は違います。
人が気持ちでコントロールしたニュアンス。
心から言う「ありがとう」
社交辞令で言う「ありがとう」
全く違う言葉になるんだから。。
それを形で表したものが
この作品だと、私は思いました。
3-D medical scan /Peter COFFIN
これはまた!迫力ある映像作品。18種類のフルーツがビュンビュン飛んでくる。そのフルーツは透視図で描かれており。
つまりは昨今話題の3D映像になっているわけです。この空間から出るのがもったいないとさえ思わされる圧巻ぶりでした。
充分過ぎるほど、
アートを堪能できました。
というわけで、
みなさんもぜひ横浜へ。
あそびに来てください。
by another29 | 2011-08-07 01:37 | ■Life