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SCAI THE BATHHOUSE




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本当につらい。連休明け。ひどい話だけれど何もしたくない。脳が動かない。やる気は取り戻せるのでしょうか。眠れないし。
先日、2年ぶりにSCAI THE BATHHOUSEに行きました。上野にあるギャラリーです。銭湯を改築設計したギャラリー。
だからその名もズバリ、BATHHOUSE。東京で一番大好きな美術館が原美術館なら、一番好きなギャラリーはスカイザバスハウス。
とても大好きだと言いながら、上野は遠いので、残念ながら出不精な私にはなかなかどうしても縁遠くなってしまいます。




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Anish KAPOOR


今はAnish KAPOORの個展を開催中です。
ロンドンで活躍しているアーティストです。

もちろん無料ですし、是非!






SCAI THE BATHHOUSE

OPEN: 12:00〜19:00
東京都台東区谷中 6-1-23 柏湯跡









5月について思うこと。



信じられないくらい、5月には、幸も不幸も違わず色んなアクシデントが私に降り掛かってくる。ここ5年間ずっとそう。

2009年5月、人生初の入院。健康だけが自慢の私が。
2008年5月、10年来の付き合いになるあのバカと初の大ケンカ。麻布十番の友人宅に雲隠れ。
2007年5月、ロンドンの設計事務所で採用通知を頂くも、ワークパーミットがおりず断念。
2006年5月、不思議な紳士ディレクターから突然の設計依頼。記念すべき設計デビューをさせて頂いた。
2005年5月、学校卒業後、一緒に独立した友人が意識不明の状態。そのまま、とてもツライ、さよなら。

この友人がいなくなってから、横浜の実家に帰ってとても沢山のことを考えた。この先の不安、独立に対するトラウマ。
あの時はもう設計することさえ怖かったし、前にも後ろにも身動きがとれず、脱水症状になるほど毎日泣きました。
そのとき、Wonderwallにすがるように伺って、皆さんに泣き言を。。そのときボスが言ってくれた言葉を私は今も忘れません。
あの言葉、プライスレス。。片山正通が私だけに言ってくれた言葉だから世界遺産ならぬ宇宙遺産です。誰にも教えたことがない。
私がドン底を見たとき、親身に支えてくれたWonderwall。だからプレッシャーが強すぎて辞めたくなっても、辞めない。

成長できているんだろうか、私は。そんなことをふと思う。
初の東京暮らしは友達とシェアして借りた代官山のマンション。1人あたりの家賃は今の部屋の家賃の3分の1。
その後、目黒に引っ越して、家賃は今の部屋の家賃の2分の1。

成長できているみたいです。少しずつですが。ちなみに、
目黒に住んでいた頃の月収を全部つぎこんだとしても、今住んでいる麻布の部屋の賃料さえ払うことができない。

自分の努力は時折、客観的に眺めてみた方が良いようです。
自分で認識している自分より、なんだ、がんばってるじゃん、なんて思えることがあると思います。

冷静に今日、こんなことをふと思った。
こんな風に私の今までの色々をかいつまんで書くと、うっとうしいですね。笑 申し訳ないです。そろそろ眠れそうです。。

by another29 | 2010-05-07 03:16 | ■Gallery

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