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過去と未来を映す鏡



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日本橋は馬喰横山へ。言わずと知れた、ギャラリーがひしめく一角として名高い街です。中でもレントゲン・ヴェルケは私の一押し。
土曜日に赴いた先はTOBIN OHASHI GALLERY。イベント開催のお知らせを受け、レセプションに行ってきました。
昨年秋にオープンしたばかりのこのギャラリーは、慶応義塾大学教授のトビン氏とデザイナー大橋氏が主催するギャラリーです。
雪が降った翌日の雨の土曜。大橋さんが用意してくれていたホットワインはバナナとシナモンをブレンドした逸品。ご馳走さまです。







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Ryota Aoki


この日、目当ての作品は青木良太氏の器。
同年代の陶芸作家さんの作品です。
NHK、民放では「情熱大陸」でも取り上げられていたので、
ご存知の方も多いかと。

日本人らしい「禅」のコンセプトをベースに、
どこかオリエンタルな要素を醸し出す彼の作品。
絶妙なバランス感がとても美しいんです。
本日は、どんな酒にも合うグラスをお土産に戴きました。








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Agus Purnomo/Indonesia

ギャラリーの中で、あー!と再会した作品が。インドネシアのアーティスト、Agus氏の作品。彼は数字をモチーフに作品を描く。
数字って神秘的ですから。発展途上国の芸術によくみられます。数字との関わりが先進国よりも根強いところにあるそうです。
この作品。本気で購入を検討中。カラーやサイズにバリエーションがあるので悩んでおり。私にとって高額な買い物なので慎重です。








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Marugo in Shinjuku


気付けば3連休も最終日です。
ランチタイムは大嫌いな新宿へ。
駅に着いただけで気分悪い。渋谷と同じくらい。

そんなところでも、あるんですね、いい店。
ワインのストック量が半端ない。
螺旋階段をぐるぐる上る最中、壁面にワインの壁。

で、気になるのが、設計者はどちら様?。
忙しそうな店員さんを捕まえて訊ねると、
橋本由紀夫氏だそうです。さすが重鎮。

一瞬で、おぉっと人を圧巻させるデザイン。
普通の反対。非日常的空間。それがデザイン。

そう考えると、それは今までの私でこれからの私じゃない。

人間の過去と未来を映す鏡。
それは、とても身近なところにある手のひらだと思う。
手は、特別なパーツだ。
手相って、変わるっていうじゃないですか。
人生の経過に伴って変わっているんじゃないのかと。

実は一番難しい「普通」。
私は今、それがほしい。

by another29 | 2011-02-14 00:34 | ■Life

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