京都一瞬


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ちょうど1年前、会社が移転してから大江戸線を使うようになった。たった4駅で通勤できるから楽。とはいえ終電で帰る毎日。
そんな中、気付けばいつも終電で一緒になる人が。どこの国の人か分からないけれど外国人女性。私と同じ、麻布十番で降りる。
背が170cmくらいで、すんっごいキレイな人。ファッションマガジンから飛び出してきたみたいな人だ。
今年の夏。慌ただし過ぎて何月だったか忘れたけれど、彼女の隣に乗り合わせたとき「いつも同じ電車ね」と言われた。
とても流暢な日本語。そう聴こえたのは、私が毎日接するフランス人の日本語力がまだ少し微妙だからかもしれないけれど。。
それからは、12分の乗車時間の中で話をしたり飲みに行ったり。彼女の名前はリカルダ。スペイン人。気が合わないはずがない。

先週の金曜。いつもの終電でリカルダに3連休は休めるの?と聞かれた。土日は出勤。でも日曜は早く帰れるし月曜は休めるかな…
そう言うと、京都に行こう!と。京都に行ったことがないからと。そうか、そうだね、京都に行こう!なんてノリで急遽、京都旅行。







d0079151_524166.jpg妙心寺 Myoshin-ji


日曜の夕方、約束通り早めに仕事を切り上げ。
新幹線でビールを飲みながら至福のとき。
しかしだ。名古屋あたりで不幸のメールが届く。。

月曜出勤して頂けませんか?

「?」がついているということは、断る権利あるよな。
とか思いつつ。
でも困ってるアシスタントがかわいそう、
とか思いつつ。

リカルダに相談すると、じゃ、超スピーディー観光して、
月曜の午後には東京へ戻ろうということに。
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そんなわけで申し訳なさ100%で幕を開けた京都旅行。
ホテルに着いてからは翌月曜の観光計画。
参拝開始時間の早い寺から回れるように。

月曜日。快晴!とてもいい天候。
まずは妙心寺。
昨年、東京国立博物館で妙心寺の展覧会があった。
そのとき見たものに、あるべき場所で会えた。
禅の名宝が納められたここは美の宝庫。

とても広大な敷地なんです、妙心寺。
中でもこの浴室の建築が心に染みた。




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こちら、リカルダがやたらに気に入った下駄です。日本の伝統工芸を見て喜んでくれる姿をみると日本人として素直にうれしい。。








d0079151_556671.jpg仁和寺 Ninna-ji


続きまして、仁和寺。
徒然草「仁和寺にある法師」の仁和寺です。
高校時代の古典の授業を思い出す。古典は好きです。

生きる時代は違えど、人の心の中が見えて。
いつの時代も悩みは共通。なんて思ったり。

私はこの法師の性格にちょっと似てる。
完璧だと一人思っても実はやりきれてない。
そんなかんじ。



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あとはご多分に漏れず、龍安寺と金閣寺。駆け抜ける勢いで巡りました。年を重ねるごとに京都はやっぱり良い。次回はゆっくり。。
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by another29 | 2010-10-12 06:12 | ■Life

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